2008年6月14日土曜日

周囲の人の対応

周囲の人たちがいちばん気をつけなくてはならないことが、自殺の防止です。
治りかけに自殺者が多いのもうつ病の特徴です。

気分の面では、まだうつ状態であるのに、行動の部分だけが回復すると、自殺に走ってしまうケースがあります。
これを防止するには、少しよくなったからといって、仕事をさせないなどの配慮をしましょう。

また、うつ病の人に向かって、「がんばって」とか「そんなにおちこまないで」とかの、叱咤激励の言葉は禁物です。

本人たちは、頑張っているのです。頑張りたくても頑張れずに悩んでいるのです。

本人を追い詰めることにもなりますので、じっくりと話を聞いてあげてください。

落ち込んでいるからといって、レクリエーションや、旅行などに連れて行くのも逆効果です。 楽しそうな人たちを見ると「自分はなぜ病気なんだろう」と考えてしまうからです。

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