2008年6月14日土曜日

症状について

うつ病になるとどのような症状が現れるのでしょうか。

■気分や意欲の低下
睡眠障害が起こった後に、憂うつで重苦しい気分と不安感や焦燥感が現れます。
自分が価値のない人間に思えたり、過去を悔いたり、将来を悲観的に考えたりといった症状が続きます。
突然理由もなく涙が止まらなくなったり、自分が劣等感の塊のように感じることもあります。
そうして、人との接触を避けるようになるため、話すのもつらく、苦しくなってきます。
一日のうちでは、朝にうつ症状が強く現れ、時間と共に少しずつ軽くなり、夕方には軽くなっているというパターンがあります。

■考えがまとまらない
何をするにも集中できず、会社員の場合は、会議の内容についていけなくなる、主婦の場合は、買い物が決まらない、料理の手順が分からなくなるということがあります。
考えがまとまらないことが続くと、自分の能力の無さは自分のせいだと思い、自分を責めるようになり、「生きている価値がない」などと思いつめ、自殺願望にかられたりする場合もある。

■物忘れが多くなる
目的の場所を通り過ぎたり、待ち合わせの時間を忘れたり、電車やバスを乗り過ごしたりなど、ちょっとした度忘れが目立つようになってきます。

■睡眠・食欲の障害
仕事も家事も、何をするのもおっくうになり、朝が起きられない、お腹が空いているのに食べる気分になれない、家事をする気がおきない、寝たいのに寝られないなどの症状が現れます。
うつ病による睡眠障害では、夜中や明け方に目覚めると、そのまま寝られないというタイプが多いようです。

■身体の症状
人によっては、のどがやたら渇く、頭痛、頭が重い、手足の震え、動悸や息切れ、頑固な便秘、インポ、女性の場合は、立ちくらみ、生理不順、無月経、体の冷えなどを訴えるようになります。

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